私たちの課題意識

21世紀の高齢化社会へ向けて

現在、日本では深刻な高齢化が進んでいます。
2025年には4人に1人が、2050年には3人に1人がお年寄りになります。
このような深刻な問題が現実に目の前に迫っています。
また、近年では核家族化が進み、お年寄りが身近にいないためかお年寄りに対する理解が低く、日本人が描く高齢者に対するイメージは非常に悪いのが現状です。
お年寄りのイメージがとても悪い日本人は、今後の超高齢社会を支えていけるのでしょうか?
私たちは、その問題を真剣に考えた結果、「体験を通してお年寄りとふれあい、高校生が楽しみながら参加できるキャンプ」を作り出す事で
ネガティブな福祉のイメージを変え、よりよい社会を作り出す事ができると考えました。

「物が豊かな社会」から「心が豊かな社会」へ」

終戦をむかえ半世紀以上がたちました。
日本は物が全くない時代から物があふれかえる時代へと変化しました。
しかし、様々な社会問題が起こっています。
環境問題、リストラ、学級崩壊、少年犯罪の増加・・・
はたして本当に我々が暮らすこの社会は豊かになったといえるのでしょうか?
私たちは生涯学習の一環としてボランティア活動をおこなっています。
様々な分野で活躍している人との交流を通して、相互に楽しく学びあう事で、 自分自身を高めていき豊かな人生をおくる事ができます。
その事が結果的には豊かな地域社会に結びつき、社会に貢献する事ができると考えました。

ご挨拶

NPO法人福祉教育推進団体Oh’z倶楽部 会長のご挨拶

私たちOh’z倶楽部(オーズクラブ)は千葉県市川市社会福祉協議会(以下、市川社協)主催の「高校生ボランティアワークキャンプ」(通称:ボラキャン)の卒業生が集まって結成されました。
市川社協が1998年まで同イベントを主催している期間は任意団体としてイベントをサポートしました。
市川社協主催が終了した後、数年間は任意団体としてボラキャンを主催して活動しましたが、 2004年12月に千葉県から認証を受け、「NPO法人福祉教育推進団体Oh’z倶楽部」となりました。
会員のほとんどがこのボラキャンを経験し、高校生時代のその体験から得たものを自分の未来に活かすという経験しています。
高校生だった私たちが、同世代の仲間とボラキャンを通して、大きな目標を掲げてそれに向かって努力し、目標を「カタチ」にする達成感を得てきました。
ひとりでは出来ないことも、多くの仲間となら達成できるという大きな経験を、いつしか後の世代に伝えていきたいと思うようになりました。

情報が多様化している昨今、未来ある高校生に同世代や他世代の人とのかかわり方を通して、私たちのボラキャンを通して、私たちがこれまで得た経験・恩恵を伝えていくことに貢献していきたいと思っております。

会員は、子育て世代も多くなってきたことから、親子の関わり方、子供の成長に関わる企画にも挑んで行きたいと思っております。
今後とも皆様のご支援ご協力をお願い致します。

NPO法人福祉教育推進団体Oh’z倶楽部
会長 永井 文

活動が生まれるまで

設立当初は「市川市社会福祉協議会」の『お手伝い』とゆう形での参加でしたが、現在は自分達の手で運営しております。
Oh'z倶楽部の主な活動は、高校生に対するワークキャンプの企画・運営・青少年健全育成に関する事業の実地および協力・健全な学生&社会人としての教養を身につける為の研修活動など、 会員相互の親睦を深めると共に、このキャンプをはじめとする 私達が行うイベントの参加者に社会福祉への関心と理解を深め、 健全育成を図ることを目的として活動を行っています。

団体概要

法人名 特定非営利活動法人 福祉教育推進団体 Oh’z倶楽部
設立日 平成16年12月22日
所在地 千葉県市川市八幡3-12-14(森本方)
連絡先 電話:090-3546-9356
役 員 役員12名、監査2名